映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
「その友情は、10万年先まで凍らない。」というキャッチフレーズを見た瞬間、さすがドラえもんと思い、映画館に足を運びました。
作品紹介
(正直あまりしなくてもいい気がしますが一応)
原作 藤子・F・不二雄
監督・脚本 高橋敦史 (千と千尋の神隠しの助監督)
かかずゆみ(しずかちゃん)
その他
主題歌 「僕の心をつくってよ」 平井堅
ストーリー
夏、のび太とドラえもんはかき氷を食べるために南極へ行く。ひみつどうぐ「氷細工ごて」を使い、氷でジェットコースターに観覧車、メリーゴーランドがある遊園地を作った。ジャイアン達も呼び、一緒に遊んでいると、のび太は氷の中に金色のリングがあることに気づく。調べてみると10万年前のものだとわかり、落とし主をさがす冒険が始まる・・・
感想
おすすめ度 ★★★☆☆
今までも何度かあったが、今回は登場人物というか全くと言っていいほどキャラクターが出てきませんでした。加えて、敵という敵がいなかったからだろうが、戦闘シーンが少なめで少し残念でした。
しかし、偽ドラえもんとのやり取りのシーンではのび太のイケメンさが際立ってて、好きでした!!
「その友情は、10万年先まで凍らない。」というキャッチフレーズ、正直子供には伝わりにくい気がしました。ですが、やはりドラえもん、話のつながりや因果関係はしっかりしています。中学生以上が見ればなかなか面白いですよ。
他にも「時を超えるのが友情だろ」「リングはひとつ、救いたい星はふたつ」がありました。たった、一文でここまで深いことが言える。ドラえもんの厚みを思い知らされます。
主題歌の平井堅の「僕の心をつくってよ」、映画の内容に完璧マッチングしています。残念ながら、今回の映画は感動はするものの、何かが足りなかったのか涙までは行きませんでした。
次回作は、2018年に航海(公開)なのでこっちに期待したいです!
ちなみに、映画が終わった後、年代の話をしているのが聞こえたので言っておきたいことがあります。
10万年も10万光年も時間的に言ったら同じです。10万光年とは光が10万年で進み距離のことを言っています。地球とヒョーガヒョーガ星の距離は10万光年のため、のび太が現在に戻ってから、ヒョーガヒョーガ星を見ると、10万年前の光(映像)が見えるということです。
公式HP